「サイトをリニューアルしたいけれど、制作会社にどう伝えたらいいかわからない」
そうお悩みの経営者・担当者の方は多いのではないでしょうか。リニューアルを成功させるために、最も重要と言っても過言ではないのが「RFP(提案依頼書)」の作成です。
ホームページは作って終わりではなく、ビジネスの成果に直結する重要なツールです。自社の要望を正確に伝え、最適な提案を引き出すためには、共通の言語となるRFPが欠かせません。しかし、「何を書けばいいのか」「難しそう」と後回しにしていると、完成後に「思っていたのと違う」という事態を招き、ビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。
この記事では、200社以上のリニューアルを手掛けてきた経験から、サイトリニューアルのRFP(提案依頼書)の書き方と、失敗しないためのポイントを解説します。
サイトリニューアルに欠かせないRFP(提案依頼書)とは?
RFPとは「Request For Proposal」の略で、日本語では「提案依頼書」と呼ばれます。簡単に言えば、「私たちはこんな課題を持っていて、リニューアルでこうなりたいので、具体的な提案をしてください」という依頼をまとめた書類のことです。
RFPを作成することで、複数の制作会社に対して「同じ条件」で提案を依頼できるようになります。これにより、提案内容や価格の比較がしやすくなるだけでなく、制作開始後の「言った・言わない」のトラブルを防ぐことにもつながります。中小企業がホームページを活用して成果を出すためには、まずこの土台作りを丁寧に行うことが大切です。
現状の課題が曖昧なまま相談すると、制作会社も一般的な提案しかできず、結果として自社の強みが伝わらないサイトになってしまいます。まずはWebリニューアルサービスの内容なども参考にしながら、自社が目指すべき姿を整理してみましょう。
RFPに必ず盛り込むべき基本項目
RFPに決まった形式はありませんが、制作会社が精度の高い見積もりや提案を作成するために、最低限以下の項目は盛り込むようにしましょう。
1. プロジェクトの背景・目的
なぜ今リニューアルが必要なのか、現状のサイトにはどのような課題があるのかを伝えます。例えば「デザインが古く、スマホで見にくい」「問い合わせが全く来ない」といった具体的な悩みです。
2. ターゲットとゴール
「誰に見てほしいのか」「サイトを通じてどんなアクション(購入、資料請求など)をしてほしいのか」を明確にします。
3. 予算と納期
予算は「相談」とするケースも多いですが、ある程度の目安を伝えることで、その範囲内で最大限のパフォーマンスを出せる提案が受けやすくなります。料金・費用の考え方を事前に確認しておくと、スムーズに予算感を設定できます。
失敗しないRFP作成のための3つのポイント
RFPを作ること自体が目的になってはいけません。成果に繋げるためには、以下の3つのポイントを意識してください。
専門用語を使いすぎない
社内用語やITの専門用語を多用すると、認識のズレが生じる原因になります。誰が読んでも同じ解釈ができるよう、わかりやすい言葉で記述しましょう。
現状の不満を「すべて」吐き出す
制作側はプロですので、一見関係なさそうな社内の運用フローや、過去の失敗談なども重要なヒントになります。隠さずに伝えることで、より深い提案が期待できます。
優先順位を明確にする
「デザインも機能もSEOも、すべて最高にしたい」という要望は理想ですが、予算や期間には限りがあります。「これだけは譲れない」という優先順位を決めておくことが、プロジェクトを停滞させないコツです。
「2025年版 中小企業白書」第5節 デジタル化・DX
(中小企業庁)
RFP提出後の制作会社選定の進め方
RFPを提出したら、各社からの提案を比較検討します。ここで大切なのは、価格の安さだけで選ばないことです。中小企業200社以上の実績を見てきた立場から言えるのは、「自社の課題に真摯に向き合ってくれているか」「運用開始後のサポートは充実しているか」が成功の鍵を握るということです。
提案内容が自社の目的と合致しているか、担当者との相性はどうかといった観点でチェックしましょう。具体的なご依頼の流れを確認し、納品までのステップがイメージできる会社を選ぶと安心です。
まとめ
RFP(提案依頼書)でリニューアルを成功させるポイント
- RFPは制作会社と「共通の目的」を持つための重要なコミュニケーションツール。
- 背景、目的、ターゲット、予算など、具体的な情報を整理して盛り込む。
- 専門用語は避け、優先順位を明確にすることで、精度の高い提案が引き出せる。
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