サイトリニューアルの目的を明確にする方法|成功の第一歩

「ホームページをリニューアルしたい」——その気持ちはあるのに、いざ動き出すと何から手をつけていいかわからない。そんな経験はありませんか?

実は、リニューアルがうまくいかない最大の原因は、デザインでも費用でもありません。「なぜリニューアルするのか」という目的が曖昧なまま進めてしまうことです。

目的が定まらないまま制作会社に依頼すると、見た目はきれいになったのに問い合わせが増えない、社内で意見がまとまらず何度もやり直しになる、といった事態に陥りがちです。

この記事では、200社以上のリニューアルを支援してきた経験をもとに、サイトリニューアルの目的を明確にする具体的な方法を解説します。これからリニューアルを検討される方は、ぜひ最初の一歩として参考にしてください。

なぜ「目的の明確化」がリニューアル成功のカギなのか

なぜ「目的の明確化」がリニューアル成功のカギなのか

ホームページのリニューアルは、多くの中小企業にとって数年に一度の大きなプロジェクトです。費用も時間もかかるからこそ、「何のためにやるのか」を最初にはっきりさせることが欠かせません。

目的が明確だと、すべての判断基準が定まる

たとえば「問い合わせ数を月10件に増やしたい」という目的があれば、トップページの構成、導線設計、フォームの配置まで、すべてその目標に向けて設計できます。逆に、目的がないまま進めると「社長はかっこいいデザインがいい」「営業部は商品情報を増やしたい」「総務は採用ページを充実させたい」と、社内の意見がバラバラになり、結果として中途半端なサイトが出来上がってしまいます。

目的があいまいだと、制作会社も困る

制作会社はお客様の目的に合わせて最適な提案を行います。しかし「とりあえずきれいにしてほしい」という依頼では、何を基準にデザインや構成を決めればいいかわかりません。結果として、何度も修正を繰り返すことになり、費用も期間も膨らんでしまいます。BOSS DESIGNでも、ご依頼の流れの最初のステップでヒアリングを重視しているのは、まさにこの目的の共有が成功を左右するからです。

リニューアルの「成功」を測る基準になる

目的が明確であれば、リニューアル後に「成功したかどうか」を客観的に評価できます。問い合わせ数、アクセス数、採用応募数など、目的に紐づいた数値で効果を測定し、さらなる改善につなげることが可能です。

「中小企業のデジタル化に関する調査」の結果

日本商工会議所

よくある失敗パターン|目的が曖昧なまま進めるとこうなる

よくある失敗パターン|目的が曖昧なまま進めるとこうなる

200社以上のリニューアルに携わる中で、目的が定まっていないプロジェクトには共通した失敗パターンがあることがわかっています。ここでは、代表的な3つのケースをご紹介します。

失敗パターン1:「見た目重視」で成果が出ない

「とにかくおしゃれなサイトにしたい」というご要望はよくいただきます。もちろんデザインは大切ですが、それだけでは問い合わせや売上にはつながりません。見た目をきれいにしても、ユーザーが知りたい情報が見つからなければ、すぐにサイトを離れてしまいます。デザインは目的を達成するための「手段」であり、「目的」そのものではないことを意識する必要があります。

失敗パターン2:社内の意見がまとまらず迷走する

目的が共有されていないと、部署ごとに異なる要望が出てきます。営業部は「商品ページを充実させたい」、人事部は「採用ページを目立たせたい」、経営層は「ブランドイメージを刷新したい」。どれも大事ですが、すべてを同じ優先度で進めようとすると、予算オーバーやスケジュール遅延の原因になります。

失敗パターン3:リニューアル後に「何も変わらなかった」

これが最も多い失敗です。費用をかけてリニューアルしたのに、問い合わせ数もアクセス数も変わらない。それは、現状の課題を把握しないまま、なんとなくリニューアルしてしまったことが原因です。無料サイト診断などを活用して、まず現状の課題を把握することが重要です。

リニューアルの目的を整理する3つのステップ

リニューアルの目的を整理する3つのステップ

では、具体的にどうやって目的を明確にすればよいのでしょうか。ここでは、実際にBOSS DESIGNがお客様と一緒に進めている3つのステップをご紹介します。

ステップ1:現状の課題を洗い出す

まずは、今のホームページに対する不満や課題を書き出してみましょう。「問い合わせが少ない」「デザインが古い」「スマホで見にくい」「情報が整理されていない」など、思いつくものをすべてリストアップします。この段階では、優先順位をつける必要はありません。社内の複数の部署からヒアリングして、できるだけ多くの声を集めることがポイントです。

ステップ2:ビジネス上のゴールとつなげる

次に、洗い出した課題を会社のビジネス目標と結びつけます。たとえば「問い合わせが少ない」という課題があるなら、「月間問い合わせ数を現在の5件から15件に増やす」といった具体的な目標に落とし込みます。「採用に苦戦している」なら、「年間応募者数を20名から50名に増やす」というように、数値化できるとベストです。

ステップ3:優先順位をつけて絞り込む

すべての課題を一度に解決しようとすると、予算も期間も膨らみます。ステップ2で整理した目標の中から、「今回のリニューアルで最も達成したいこと」を1〜2つに絞り込みましょう。たとえば「まずは問い合わせ数の増加を最優先にして、採用ページの強化は次のフェーズで対応する」といった判断ができれば、制作会社との打ち合わせもスムーズに進みます。

企業サイトリニューアルの実態|120社調査で分かった成果と費用相場

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目的を社内で共有し、制作会社に正しく伝える方法

目的を整理できたら、次はそれを社内で共有し、制作会社にきちんと伝えることが大切です。ここがうまくいかないと、せっかく目的を明確にしても、制作の過程でブレてしまいます。

社内共有のコツ:1枚の「リニューアル方針書」をつくる

目的、ターゲット、達成したい数値目標、優先順位を簡潔にまとめた資料を作りましょう。A4用紙1枚で十分です。この方針書があれば、関係者全員が同じ方向を向いて進めることができます。途中で「やっぱりこうしたい」という意見が出たときも、方針書に立ち返ることで判断ができます。

制作会社への伝え方:課題と目標をセットで伝える

制作会社にリニューアルを依頼するとき、「こんなデザインにしてほしい」という要望だけを伝えるケースが多いのですが、それだけでは不十分です。「今こういう課題があり、リニューアルでこの数値を達成したい」と伝えることで、制作会社はその目標に最適な提案ができるようになります。BOSS DESIGNでは、Webリニューアルサービスのヒアリング段階で、この目的の擦り合わせを丁寧に行っています。

RFP(提案依頼書)を活用する

複数の制作会社に相見積もりを取る場合は、RFP(提案依頼書)の作成をおすすめします。目的、ターゲット、必要な機能、予算感、スケジュールなどをまとめた文書で、制作会社に渡すことで、各社から同じ条件で比較しやすい提案をもらうことができます。RFPに目的を明記しておけば、「目的を理解した提案ができる会社かどうか」を見極める判断材料にもなります。

まとめ

BOSS DESIGN

サイトリニューアル成功の第一歩は「目的の明確化」

  • 目的が明確なら、デザイン・構成・導線すべての判断基準が定まる
  • 現状の課題を洗い出し、ビジネス目標と結びつけて優先順位をつけることが重要
  • 目的を社内で共有し、制作会社に正しく伝えることでリニューアルの成果が大きく変わる

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BOSS DESIGNは、中小企業200社以上のリニューアル実績を持つ制作・開発会社です。

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